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➀2017年秋のクラブ創設に至るまで

渋谷インターナショナルラグビークラブの歴史を振り返ってみたいと思います。

渋谷インターナショナルラグビークラブ(以下SIRC)の創設日は、2017年の9月20日です。
この日を創設日をこの日にしたのは、「ラグビーワールドカップ2019」の開幕戦(日本対ロシア戦)2019年9月20日のちょうど2年前の日を選びました。

2017年当時、私はRWC2019組織委員会の事務総長代行の職につきながら、アジアラグビーの会長としてアジア各国を訪問する日々が続いていました。同年の2月にはタイのバンコクでアジアラグビーの執行理事会が開催されたのですが、過度のストレスなどから突然声が出なくなってしまいました。

その時にふと思いました。「今のうちにワールドカップ後のことを考えておかないと、ワールドカップはきっとあっという間に来て、終わってしまう」と。そこで考えた末、都内に子どもたち向けのインターナショナルなラグビークラブを設立することを考えました。

私自身、日本ラグビー協会で2003年から6年間に渡ってラグビーワールドカップ日本大会の招致活動に参加したのですが、その時に一番苦労したのが「世界には日本のラグビー友達がほとんどいない」という事実でした。そこで、クラブのモットーをクラブのモットーを「ラグビーを通じて世界中に友達を作ろう」としました。

はじめに自分のfacebookなどで設立趣旨を紹介し、有志の皆さんに集まっていただき、設立準備グループを作るところから活動を始めました。この時の準備メンバーには現在事務局長を務めている橋本恵美さんや、本年夏まで理事をされていた井下田久幸さんなどがいました。

ラグビースクールやアカデミーなどにも足を運んで視察をしました。ある日、川合レオさんが主宰する「ラグビーパーク」の練習に行った時に、そこにいたコーチのひとりにイギリス人のロイ・ヨークさんに出会いました。

ロイさんのお招きで、6月のある日、三軒茶屋の昭和女子大学内にあるブリティッシュ・スクール・イン東京(BST)で行われているラグビーの練習会を見に行きました。そこでは、同校に通う外国籍の小学生たちがキャッキャッと楽しい歓声をあげながら、タッチラグビーを楽しんでいました。

私はその光景を見た時にあることを思い立ちました。「この子どもたちの中に日本人の子たちを入れて一緒にラグビーをしたら、きっと面白い国際体験ができるに違いない」と。そこで周囲にいたブリティッシュ・スクールの保護者のみなさんにも、私が新たなクラブを作ろうとしていることを伝えたら「私たちもぜひ日本のチームとも試合をしてみたい」という声が返ってきました。

引き続き、数回に渡っての準備委員会を開催しました。資金もなければグラウンドもない。しかし、何か始めなければ、何も始まらない。いろいろな関係者に相談しているうちに、秩父宮ラグビー場の真正面にある都立青山高校ラグビーの顧問・宍戸先生から「一度、私たちのグラウンドを使ってみてはどうですか」というありがたい申し出をいただきました。あくまで同校ラグビー部との「合同練習」という形を提案してくださいました。

そこでまずはトライアル練習会を開催しようということになり、8月23日の暑い日、ロイ・ヨークさんをメインコーチに『英語でラグビーをやろう』という名目で、同校で開催しました。集客の方法は私facebookだけでしたが、16人のお子さまが集まってくれました。

この第1回の練習会があった都立青山高校の所在地が渋谷区であったことから、のちに「渋谷インターナショナルラグビークラブ」というクラブになるルーツがこの時にありました。

(つづく)