このたび、渋谷インターナショナルラグビークラブの新しい会長に、現副会長のウイリアム・ヒルさんが就任することになりました。先日の理事会で決定され、就任期日は2021年12月1日からです。
本クラブを創設し、創設時から会長を務めてきた徳増浩司さんは、今後は会長をサポートし、当クラブの中長期プランなど、より持続可能性のあるクラブづくりに向けての活動を続けます。
「創設期から4年間にわたり会長の私を支えてきてくださり本当にありがとうございました。思えば、4年前にわずか15名の子どもたちと一緒に始めたこのクラブが、先日はサムライクラスの子どもたちも初の公式戦に参加するなど大きく成長して来ました。ちょうど、次の方に会長をバトンタッチするのにいいタイミングだと思っています。新しい会長には、創設期から私と一緒にクラブづくりをしてきた情熱家のウイルさん以上に適任な方はいないと思います。これからはウイルさんの元に新たなSIRCの歴史が始まります」。
この度、SIRCの会長に就任することができ、大変光栄に思います。この4年間、徳増さんが行ってきた仕事を引き継ぐべく、一生懸命頑張ります。徳増さんには、クラブを現在のような素晴らしい状況にするためのあらゆる努力に感謝しています。私はクラブの将来を楽しみにしており、石井チェアマン、理事会、運営チーム、ステークホルダー、そして多くのコーチやボランティアの方々と緊密に協力していきたいと思っています。
私は『偉大な人の足跡をたどるにはどうすればよいか』と自問しています。
答えはこうです。慎重に行動することは理にかなっていると思いますし、『壊れていなければ直さない(変える必要のないものは変えない)』というニュージーランドの古い言葉も頭に浮かびます。
私一人ではどうにもならないので、徳増さんが築いてきた偉大な遺産を維持するために、クラブの皆さんのサポートをお願いしたいと思います。
マオリ族の短いことわざが、今の時代にはふさわしいと思っています。
He aha te mea nui o te ao?
『世の中で一番大切なことは?』
He tangata, He tangata, He tangata
『それは人です、人です、人です』
みなさん、一緒にがんばりましょう!そして一緒にラグビーを楽しみましょう!